

菊池真理子氏の実体験に基づいたコミックエッセイを実写映画化した「酔うと化け物になる父がつらい」の主人公サキを演じた松本穂香の演技が注目されているようですよ。
酒におぼれる父(渋川)、新興宗教にはまる母(ともさか)に悩まされてきたサキが、父の病気が発覚したことをきっかけに胸に抱え続けてきた気持ちに気付くさまを描いている。
主人公サキを演じるにあたり、「あまり意識しないことを意識しました」と切り出した松本は、「監督が最初から最後まで言いづらいセリフがあったら変えてもいいとおっしゃってくださって。ずっと違和感がないように接してくれた」と述懐。
そんな松本を、渋川は「松本さんとはあまり現場では話さなかったんですけど、現場の居方が美しかったんですよ。そういうのは大事なことですからね」と称賛する。撮影中、松本の芝居で涙を流すスタッフが続出したという。
「うちの組は自分で言うのもなんですが、とてもいいスタッフが多いんです」と語る片桐監督は、「最終日に松本さんが感情をあらわにするくだりを撮影したんですが、松本さんが芝居をしている最中にカメラマンの肩が揺れたんです。で、カットをかけたら、カメラマンが大号泣していた。『駄目ですわ。でも監督も泣いているじゃないですか』と言われ。そして後ろを振り返ったらメイクさんも泣いていた。それから病院のシーンでもみんな泣いていました。「酔うと化け物になる父がつらい」は3月6日から全国で公開。
https://news.livedoor.com/article/detail/17763472/ より

撮影しているカメラさんや監督さんまで泣いてしまうほどの演技ってすごいわよね。
もちろんシナリオや脚本が泣けるものだったんだろうけど、スタッフはストーリーを把握しているわけだから、松本穂香さんの演技がなければ泣かなかったでしょうしね。

これは見ごたえのありそうな映画だな。
酒乱の父親に宗教にハマる母親、という気持ちが暗くなりそうな映画だが、カメラマンや監督さんまで泣いてしまうという松本穂香さんの演技は見てみたい。
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