
  その日の天気は生憎の雨だった。空は常に薄暗く、雨が降ったり止んだりを繰り返している。そのため、今が何時なのか昼なのか夕方なのか錯覚してしまいそうになる、そんな空模様だった。
 そんな中、私は車を運転して学校のような場所に向かっていた。
 どうやら、体育際のようなものが開かれ、それが終わったあとの自分たちの荷物の回収に向かっているようだった。
 その場所は、かなり遠い場所で車でかなり時間をかけて向かっていた印象だ。到着すると、敷地の外はもちろんのこと、敷地の中も多くの車が止まっているのが見える。
 ここの職員なのか、案内人と思しき男性が車に乗ってきた。私はその男性と一緒に色々なものが置かれたままのグラウンドを車で回り始めた。
 白線で書かれた駐車スペースのマークがいくつか見える。私達の他の車は大きな車ばかり。みんな片付けにきたのだろうか?
 何だかここに居づらい感じがして、私は駐車スペースが空いているにも関わらず車を走らせ続けていた。
 また雨が振り始めた。
 いよいよ外に出て作業をするという感じではない。私は車を止めることもできず、そのまま車を走らせた。少し迷っていたのかもしれない。何度かナビを確認している。
 すると、どうしたことだろう。私はいつの間にかずいぶん離れたところまで来てしまっていた。時間を確認するとすでに予定の時間を五時間以上も経過している。
 私は慌てながら、また同じ場所を目指すのだった……。

anima
この夢日記は創作物ではなく、管理者が実際に見た夢を書き起こしているわ。
 
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
        

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