私は、バイクに乗ってとある分かれ道の前に立っていた。
片方は広い下り坂、もう片方は暗くて細い緩やかな上り坂だ。
私は細い方の道に進んでいく。すると、道の脇に大きめのコインケースのようなものが落ちているのが見えた。
小銭を整理保管するための大きめのコインケースだ。
コインケースは汚れてはいたが、半透明のため中身が見える。コインばかりではあるが、結構な額が入っているようだった。
私はそれを拾おうとして、ふとあることに気がついた。
道の反対側に古ぼけた小屋が立っていたのだ。もう誰も住んでいなさそうな感じがする寂れた建物であったが、私はそこに人が潜んでいることが直感的にわかった。
おそらく不審者。泥棒の類が隠れている、もしくは住処にしているのかもしれないと思った。
このコインケースはその泥棒が盗んできたものなんじゃないだろうか?
そんなことを思っていると、小屋から三人の若い女性が飛び出してきた。シャワーでも浴びていたのか全員裸だ。しかし、その姿を見た瞬間、私は即座に理解した。彼女らが泥棒だ……。
anima
この夢日記は創作物ではなく、管理者が実際に見た夢を書き起こしているわ。
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