私はどういう経緯なのかわからないが、餅を焼いていた。
四角くて、白い、所謂普通の餅である。いい感じで焼けてきた餅の真ん中がマンガみたいにプクリと膨れてきて何とも美味しそうな感じだった。
場面は変わり、私は運転が苦手な母親と車に乗ることになった。
母親が新しい車を見たいと言ったからだ。免許は持っているが、完全にペーパードライバーでもう何十年と運転をしていない母親が何故、そんなことを言ったのか?
それはその車が自動運転だったからだ。自動で走り、自動で駐車もしてくれるらしい。
私達は実際にその車に乗り、性能を見てみることにした。
乗り心地は悪くない。車内は広いし、シートはゆったりとしている。見慣れないディスプレイや機器が搭載されている印象だが、スタイリッシュに整頓されている。
車はスムーズに進み、難関と思われる縦列駐車をすることになった。私は、座席に座りながら少しばかり手に力が入るのを感じた。もちろん自動運転である以上、私がいくら力を入れたとしても仕方がないことはわかっている。
けれど、何度か切り返しをしながら調整を繰り返す、車の挙動に思わず力が入ったのだ。
車は私の心配をよそに、無事に駐車を完了させたのだった……。
anima
この夢日記は創作物ではなく、管理者が実際に見た夢を書き起こしているわ。
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