そこは自宅だった。自宅だったと思う。少し広い感じがするし、見慣れない光景のような感じもするが、普段からここで寛いでいる感覚もある。
きっとここは私にとって身近な場所なのだろう。
ふと気がつくと、私の少し離れたところで苔のようなものが次々に増えていくのが見えた。それもかなりの速度だ。かなりの速度で、まるで早送りの映像でも見ているかのように増えていく。
その光景に私は恐怖を覚えて、目をそらしてしまった。
しかし、そのままにもしておけない。そんなものが増えていってしまっては大変だ。
そう思い、私はもう一度苔の増殖する方に目を向ける。
すると、それは波打つように勢いを増していた。しかも単純に苔だけではない。何か虫のようなものと一緒に増えている(おそらくG)。虫に苔が生えた状態で増殖を繰り返していたのだ。
私はますます怖くなり、また目をそらす。そして一度気持ちを落ち着けてからもう一度、そちらに目を向けた。すると、先程の虫はネズミに変わっていた。
ネズミの背に苔が生え、それがとめどなく、波打つように増殖をしている。私は、もうそれを眺めているしかできなかった……
anima
この夢日記は創作物ではなく、管理者が実際に見た夢を書き起こしているわ。
コメント