私は寝室を出るとリビングで腰を下ろそうとしていた。すると、さっきまで私が寝ていたはずの寝室から、一匹の猫が走ってきて私のもとにやってきたのだ。
これはおかしい。
私は一瞬、疑問に思う。
そもそも、うちでは猫は買っていないし、寝室には猫などいなかった。窓は閉まっているので、出入り口は今猫が出てきた場所しかない。
猫はいつ寝室に入ったのだろう? 私が気が付かなっただけですでに忍び混んでいたのだろうか?
その猫は白の少ない丸々と太った三毛猫で、何故か小さなリュックのようなものを背負っている。見れば、リュックは大変変わったもので、ゴールデンレトリバーのきぐるみのようなフードがついており、猫はそれを被っているではないか。
猫はすぐさま私のそばでゴロンと横になり、私とぴったりくっついた。
私の頭の中に、細身のヒョウ柄の子猫の姿が浮かんだ。
「ああ、あの子は飼うことができなかったな……」などと思う。
※現実にそのような事実はない。
私はこの猫を飼うことにして、名前をつけてやることにした。猫は私が提案した名前が気に入ったようだ。少し無愛想な感じのある猫だが、甘えてくる感じから懐かれていることを感じる。
私は不意に出来た同居人に満足して、この猫を自慢しようとスマホで写真を撮って、友人に送ろうと考えていた……
anima
この夢日記は創作物ではなく、管理者が実際に見た夢を書き起こしているわ。
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