【夢ことほぎ】カラスの夢の心理学的意味|不吉だけじゃない心のメッセージ

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カラス


 心理学的に見ると、カラスの夢はまず不安・恐れ・警戒心の象徴と考えられます。
 現実で気がかりなことがあるとき、人は無意識の中で「危険を察知する存在」を夢に登場させやすくなります。
 カラスが不穏な印象で出てきた場合は、心がストレスを受けていて、何かに身構えている状態かもしれません。

anima
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 一方で、カラスは未知の側面や変化への入り口として現れることもあるみたい。
 夢の中で印象の良いカラスだったり、神秘的で不思議な雰囲気をまとっていたりしたなら、それは「新しい気づき」や「内面の変化」が始まるサインとして読むこともできるみたい。
 カラスの夢は、怖さを通して心の深い部分を見せてくれる夢とも言えるの。

 心理学の分野では、カラスの解釈は論者によって温度差があります。

 フロイト的な視点に立てば、カラスは抑圧された不安や、まだ言葉にできていない緊張の表れと読むことができます。

 一方でユングは、カラスのような闇をまとう生き物を「シャドー」、つまり自分でも気づいていない心の深部の象徴として捉えました。

 同じカラスでも、どちらの理論に軸足を置くかで、夢が語りかけてくる意味の重心は変わってきます。

 文化によってもカラスの位置づけはかなり異なります。

 西洋、とくにキリスト教文化圏では、カラスは死や不吉の前触れとして語られることが多い鳥です。ところが北欧神話では、主神オーディンの肩に止まる二羽のワタリガラス、フギン(思考)とムニン(記憶)が世界中の出来事を運んでくる知恵の使者とされ、ネイティブアメリカンの伝承でもカラスは知恵と創造を司るトリックスターとして親しまれてきました。

 日本で八咫烏が神の道案内役とされてきたことと重ね合わせると、「不吉」と「導き」という一見正反対の顔を、人類が長い時間をかけてカラスという一羽の鳥に託してきたことが見えてきます。


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