母親を連れて慌てて家の外に出た。
外に出ると、そこは私が子供の頃に住んでいた家だった。道路に面した家の門のところ母親と一緒にしゃがみこむ。
生温かく湿った風はやや強く、空は厚い雲に覆われ、薄暗い。何だかとんでもないことが起きるような予感がする。
私はそわそわしながら門の前で母親と一緒にしゃがみこんだ。
するとまもなくそれは起こった。
地割れがするほどの地震、空には幾度も閃光が煌めいた。
あまりの勢いに地球が終わるのではないかと思う。
しかし私はどこかで確信も持っていた。
このままここにいれば、何とかなる。このままやり過ごすことができる。
私は母親とそこでしゃがんだまま空の閃光を眺め続けた……。
anima
この夢日記は創作物ではなく、管理者が実際に見た夢を書き起こしているわ。
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