【夢日記】その世界からの脱出……2025/9/19

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夢日記
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 私は親友とゲームをしていた。そのゲームは不思議なゲームでタイトルはわからない。アクション・シューティングのような、RPGのような感じのゲームで、その登場人物になりきって行うゲームだった。

 一つの都市の中でいろいろな事件が起きて、これを解決し、都市での生活を楽しんだりすることができるのだが、最終的にはこの都市からの脱出を目的としている。
 世界観は現代ではなく、中世から近代にかけてのファンタジー的な印象だ。
 この世界には個性的で人間味溢れるキャラクラーが多く存在しており、まるで本物の人間かのように動き、しゃべり、リアクションをしてくれるのだ。

 ただこの世界には、外の世界のものを持ち込んではいけない、というルールがあった。その上で妖精のようなサポートキャラに助言をもらいながらゲームを進めるのだ。

 ふとしたことで、私は紙で包装されたクッキーの詰め合わせをどこからか手に入れた。

 私はそれを車の中に入れ、ゲームイベントを進めていくと敵の兵の検問にぶつかった。とはいえ、私は特に怪しいことはしていないし、やましいことない。そのまま問題なく終わるかと思ったが、一人の兵士が先程のクッキーの詰め合わせを見つけて声を上げた。

「なんだこれは! こんなもの見たことがない!」

 どうやら先程のクッキーはこの世界に持ち込んではならない現代のお菓子だったようだ。私達はこれが原因で多くの兵士から追われることになった。
 カーチェイスの始まりだ。その都市の兵が全員集まったのではないかと思うくらい、私達を追って押し寄せてくる。
 私達はこのゲーム終えるために、この世界から出ていかねばならない。城壁を抜け、港に行けばログアウトすることができる。私達は全力で車を走らせる。

 検問で慌てて車を走らせたために、先程叫んだ兵を車に乗せたままだった。彼は何かと喚き散らしていたので、問題のクッキーを無理食べさせた。これで共犯のようなものだ。
 すると、男は涙を流して言った。

「なんて美味しいんだ、こんなものがこの世の中に存在するなんて!」

 それは歓喜の涙だった。

 私達は男を仲間に入れ、何とか包囲網を突破し、港から別空間に移動した。すると、今まで姿が見えなかったサポートキャラが姿を見せると、色々とステータス補強をするから元のゲームの世界に帰ろうと持ちかけてきた。
 私はその願いを突っぱねた……。

anima
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この夢日記は創作物ではなく、管理者が実際に見た夢を書き起こしているわ。

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