まずはここから始めてみよう!
西洋医学的に不眠の原因が色々考えられるように、東洋医学でも不眠の原因は様々考えられています。本来であれば、その人にあった不眠のタイプをごとにツボも使いわけるのですが、ここではどのタイプにも共通して使えるツボをご紹介します。
労宮(ろうきゅう)→手のひらにあるツボ
こちらは手を握った時(グーにした時)に中指の先があたるあたりにあるツボね。
中指があたる周辺を押してみて、他と押された感覚が違うところが労宮になるわ。
手が疲れている人なんかは特に反応がでやすいんだけど、ストレスの多い人、精神的な疲労がある人も反応があるはずよ。
じっくりもみほぐすと、緊張が和らぎやすくなるの。
ハンドマッサージなんか受けるとリラックスするじゃない? あんな感じでリラックスしやすくなるのよ。もし、気が張って緊張している人なんかいたら、手を揉んであげるのもいいわよね。
失眠(しつみん)→かかとにあるツボ
眠りを失うと書いて失眠(しつみん)と言います。
文字通り、眠れない人に使うツボですね。場所としては足の裏の踵の中央。
ここの場合は、なかなか押して効果を出すってわけにはいかないわ。
なので、この部分を温めるとかすると有効なの。
鍼灸院などに行くとお灸をしてくれたりするわね。自分でするなら、湯たんぽみたいなものに足をのせて温めるというのでもいいわ。
百会(ひゃくえ)→頭にあるツボ
頭にある代表的なツボの一つ。ちょうど、頭頂部付近にあるツボで、両耳のラインを頭頂部の方向に伸ばしていった辺りを探って押してみましょう。
押されてズンとする感じのする場所が「百会」。
百会は疲れり寝不足になったりすると、むくんだようになってくるの。だから、頭を触ってみて、ブヨッとしていたら要注意ね。これは疲れが溜まっている証拠。
ここも押しすぎは注意ね。軽く押してあげるのがいいわ。
もし、誰か押してくれる人がいたら、じっくり柔らかくじんわり押してもらって。頭の疲れが取れ方が違うから。
まとめ
如何でしたか?
どのツボも一度は聞いたことのある有名なツボばかりだったと思います。なぜそのツボが有名なのかと言えば、それはもちろん効果が高いからに他ありません。
眠りにくいと感じる人は、これらツボを使って体をしっかりリラックスさせて睡眠の質の改善をはかってみてください。
その時の注意として、グリグリ押さないこと。ゆっくりじんわり押すことを意識してみてください。
それでは良い眠りを。
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