【パワースポット】選ばれし者だけが辿り着ける? 狼が守る三峰神社とは

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パワースポット


 呼ばれないと辿り着くことが出来ない、選ばれた者だけがお参りすることが出来る、そんな神社があったとしたら、是非とも行けるかどうかトライしてみたいものです。

 今回ご紹介する神社は、関東屈指のパワースポットとしても有名な三峯神社でございます。
 一体、どのような神社で、どのような御由緒があるのか? どんな神様がお祀りされているのか? 紹介していきますのでよかったら、これからご参拝するおりの参考にしてくださいね。

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三峰神社はどんな神社?

 三峰神社は埼玉県秩父地方の山奥、標高1,100mの場所にある神社です。
 秩父神社、宝登山神社とあわせて秩父三社の一つとしても名を連ねている由緒ある神社で、関東屈指のパワースポットと言われています。
 よくネットなんかでは、呼ばれないとたどり着けない神社として紹介されることもある神社ですね。とはいえ、多くの参拝者さんがいらっしゃっていますので、気軽にいけそうな気もします。
 どうして、呼ばれないといけない神社と呼ばれているのでしょう?

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 神社は標高が高いところにあるんだけど、大きな駐車場もあるし、バスもあるから、三峰神社にご参拝するだけなら、そんなに苦労はなさそうよ。


三峰神社の三峰とは?

 三峰神社の「三峰」とは雲取山(くもとりやま)、白岩山(しろいわやま)、妙法ケ岳(みょうほうがたけ)の3つの峰を指しています。
 
 ちなみにそれぞれの標高は、
 雲取山が2017M(東京都最高峰)
 白岩山1921M
 妙法ヶ岳が1332M

 この妙法ヶ岳に三峯神社奥宮があります。

 ちなみに三峰神社は、アニメ『空の青さを知る人よ』の舞台となっています。
 また峰の一つである雲取山は鬼滅の刃の主人公・竈門炭治郎の出身地。どちらも聖地巡礼スポットとなっているようです。

御由緒

 三峰神社の始まりは、日本武尊(やまとたけるのみこと)が伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが始まり。

 景行天皇(けいこうてんのう)の命により東国平定に遣わされた日本武尊(やまとたけるのみこと)は、甲斐国(かいのくに・現在の山梨)から上野国(こうずけのくに・現在の群馬)を経て、碓氷峠(うすいとうげ)に向われる途中、三峯山に登りました。
 日本武尊は三峰の山川が清く美しい様子に感銘を受け、この国をお生みになられた二神・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)に思いをはせ、仮宮を建てお祀りしたことが始まりです。
 この時、日本武尊を道案内したのが狼(山犬)であったとされ、神の使いとして一緒にお祀りされています。

 景行天皇は日本武尊が平定した東国を巡幸された折に三峯山に登られ、三山高く美しく連らなることから「三峯の宮」の称号を送りました。

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 景行天皇(けいこうてんのう)とは、一体どんな人か知ってる?
 景行天皇は第12代天皇、活目天皇(垂仁天皇)の第三皇子。
 『日本書紀』では大足彦忍代別天皇(おおたらしひこ おしろわけの すめらみこと)
 『古事記』では大帯日子淤斯呂和氣天皇(おおたらしひこおしろわけのすめらみこと)

 纒向遺跡(まきむくいせき)付近に都したと伝えられる最後の天皇。実在したとすれば4世紀前期から中期の大王と考えられているわ。

 ちなみに纒向遺跡は現在の奈良県桜井市にあり、3世紀初頭〜4世紀初頭の弥生時代末期〜古墳時代前期の最大級の集落遺跡。
 邪馬台国(やまたいこく)の有力候補地であったり、初期ヤマト王権の発祥の地とも言われているみたいね。


その後、
 文武天皇(もんむてんのう)の時、修験の祖である役小角(えんのおづぬ)が伊豆から三峯山に往来して修行したとあり、この頃から三峰山に修験道が始まったと言われています。
 淳和天皇(じゅんなてんのう)の時には、勅命により弘法大師が十一面観音の像を刻み、社殿の脇に本堂を建て本地堂としました。
 こうして徐々に佛教色を増し、神前奉仕も僧侶になり、それが明治維新まで続きます。

 正平(しょうへい)7年(1352)足利氏を討つ兵を挙げた新田義興・義宗等が、戦い敗れ身を潜めたことから、社領を奪われ、140年の衰退の時代がありました。

 文亀(ぶんき)2年(1503)、修験者月観道満(つきみどうまん)がこの荒廃を嘆き、27年という長い年月をかけて全国を行脚し、復興資金を募り再建を果たしました。
 天文(てんぶん)2年(1533)山主龍榮が京都の聖護院(しょうごいん)へ参じ、「大権現」の称号をたまわって、坊門第一の霊山となりました。以来、天台修験の関東総本山となり観音院高雲寺(かんのんいんこううんじ)と称しました。
 明治時代初期(1868年以降)の神仏分離令によって観音院高雲寺は廃止され、社殿は三峯神社として神道に転向。


御祭神

伊弉諾尊 (いざなぎのみこと)
伊弉册尊 (いざなみのみこと)


配祀神

天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
高御産巣日神(たかみむすひのかみ)
神産巣日神(かみむすひのかみ)

眷属

大口真神(おおぐちまかみ)
 三峰神社の特徴とも言える大口真神は日本武尊を道案内したとされるオオカミを神格化した、神の使いです。
 火防・盗難除け・魔除けの強力な守護神として親しまれています。
 大口真神は猪や鹿などから作物を守ってくれる狼が神格化したもので、三峰神社の他には東京都青梅にある武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)にも祀られています
 日本書紀では、大口真神は白鹿に化けた山の神を鎮めた白い狼(ニホンオオカミ)の神格化とされているので、その姿はが白い狼であることが想像できます。

特徴的な鳥居

 三峰神社の鳥居は全国的にも珍しい「三ツ鳥居」になっています。中央の明神鳥居の両脇に小さな鳥居が2つ連結されたもので、三輪鳥居(みわとりい)とも呼ばれます。
 こちらは正式なくぐり方があるらしく、それは以下のようなもの

1・中央の鳥居をくぐり、左の鳥居から戻る
2・中央の鳥居をくぐり、右の鳥居から戻る
3・中央の鳥居から左の鳥居に戻る
4・真ん中の鳥居から入り、参道を進む

 
 つまり8の字を描いてクルクル回りながら入っていく感じですね。

 そしてこの鳥居の前にいるのが、狛犬……ではなく、三峰神社では狼が狛犬の代わりに鎮座しています。狛犬よりも細身で顔つきや体つきもシャープで鋭い印象を受けます。


三峰神社の見どころ

本殿・拝殿(龍の目)

 拝殿は江戸時代前期の造営で、総漆塗り、極彩色と彫刻が施されており、とてもきらびやかな建物です。
 その拝殿の下には、平成24年の辰年に突如龍の姿が浮かび上がってきた「龍の眼」があります。この龍をスマホの待ち受けにすると縁起が良いと評判 になっているんだとか。

ご神木

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 拝殿の前に立つ2本の大きな杉。三峰神社の中でも特に強いパワースポット といわれるご神木です。
 樹齢800年にもなる巨木で、圧倒されるような荘厳な佇まいです。ここに手をかざして、御神木のパワーを感じることができるみたい。
 私が行った時は、参拝に来た方々が結構並んでいたわ。人気スポットであることは間違いないわね。
 行ったらぜひ手をかざしてみてね。

 

隋身門

 三ツ鳥居の先に見える大きな山門が三峰神社の随神門になります。
 今から約220年前の江戸中期、仁王門として建立されましたが、明治時代の神仏分離令の際に仁王像を撤去して隋身門となりました。

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 随神門って知ってる?
 随神門(ずいしんもん)は、神社で神域の入り口に建てられる、神様を守護する二神(随神)を左右の部屋に安置した門のこと。
 邪悪なものが聖域に入らないように防ぐ役割を持っていると考えられているわ。
 ちなみに仏教では仁王門、神道では随神門と呼ぶの。


三峰神社 奥宮

 奥宮は、妙法ヶ岳山頂に鎮座する最強クラスのパワースポットと言われており、三峰神社の中でも特に神聖な場所です。
 
 奥宮に行くまでは、奥宮参道入口から片道で1時間以上はかかりますので早めに出発をした方がよいでしょう。
 道中は、細い山道、ギシギシなる階段、最後には短いけど急な岩場、鎖場などあるので、慣れない方は準備をちゃんとしておきましょう。
 とはいえ、不思議なもので奥宮への道はまるで何かに応援されているかのように普段よりも体が軽く感じられたり、足取りも軽やかに感じました。
 スタート地点で、すでに標高が高いので本来ならば息が切れやすかったりするはずですが、この参道ではそれをあまり感じません。

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 熊に注意の看板があったり、岩場、鎖場なんかもあるから、サンダルみたいな軽装では行かない方がいいわね。
 あと、道中の高低差も結構あるから、足が悪い人、膝が悪いも厳しいかもしれない。この奥宮こそが「呼ばれないと行けない神社」って感じがするわ。

 でも到達した先の奥宮の景色はまさに絶景。日本武尊が感動したという気持ちもわかるかも。

 この奥宮には伊弉諾尊(イザナギ)と伊弉册尊(イザナミ)が祀られ、開運、強烈な厄除け、夫婦円満、健康運上昇などのご利益で有名です。


まとめ

 いかがだったでしょうか? 
 三峰神社はパワースポットというだけなく、埼玉県秩父の雄大な自然を感じに行くだけでも行く価値は充分。また行きたくなる、折を見て帰りたくなる、そんな神社様でした。
 もし気が向いたら、ぜひ狼の待つ三峰神社を訪ねてみてくださいね。

 それではまた、別のパワースポットでお会いしましょう。

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