精神世界コラム

夢物語

【夢物語】断ってもいい部室|勧誘の夢

夢の中で、僕は、大学の広場の真ん中に立っていた。四方八方から、ビラを持った先輩たちが押し寄せてくる。「テニスサークル、どう?」「名前だけでいいから!」「見学、見学だけ!」断ろうと口を開くたびに、手の中に入部届が増えていく。気づけば、僕は、両...
夢物語

【夢物語】窓辺のモンステラ|観葉植物の夢

わたしは、モンステラ。この部屋の窓辺に来て、もうすぐ一年になる。わたしを連れてきたのは、遥という名前の女の人だ。去年の春、駅前の花屋で、まだ小さかったわたしを見つけて、少し迷ってから、抱えて帰ってくれた。あの日の遥は、目のまわりが赤かった。...
夢物語

【夢物語】十六分間の一周|観覧車の夢

夢の中で、沙織は、観覧車のゴンドラに一人で座っていた。ゴンドラは、ゆっくりと空へ上っていく。けれど、頂上に着いたところで、がくん、と止まった。いくら待っても、動き出さない。眼下には、真っ暗な街が広がっていた。明かりは、一つも見えなかった。―...
夢ことほぎ

【夢ことほぎ】観覧車の夢の心理学的意味|由来・背景

観覧車の夢が持つ基本的な意味については、こちらの夢占い記事で解説しています。この記事では、なぜ観覧車が、夢の中で、人生の転機や、大切な人との忘れられない時間を映すのかを、高い場所から世界を見下ろしたときに起きる心の変化と、私たちが思い出をど...
夢ことほぎ

【夢ことほぎ】観葉植物の夢の心理学的意味|由来・背景

観葉植物の夢が持つ基本的な意味については、こちらの夢占い記事で解説しています。この記事では、なぜ部屋の中の小さな緑が、夢の中で、心の癒やしや暮らしの豊かさを映すのかを、植物がそばにあることが人の心にもたらす力を見つめた二つの視点と、人々が植...
精神世界コラム

【夢日記】霊峰のふもとの味噌屋……2026/10/19

夢日記 私は身近な人と一緒に、味噌を買いに出かけていた。 なぜか、味噌といえば佐渡だという話になり、私たちは佐渡に来ていた。私は佐渡に行ったことがない。もちろん、その景色も知らない。 気がつくと、私は神社の境内のような場所で、軒先に腰を下ろ...
夢物語

【夢物語】雪の上の足あと|漢字の夢

夢の中で、おいらは、まっさらな雪の原っぱに立っていた。雪の上を、小さな鳥たちが、ちょんちょんと跳ねていく。そのあとには、細い足あとが、いくつも残っていた。じっと見ていると、足あとは、するすると形を変えて、何かの字になろうとしている。けれど、...
夢物語

【夢物語】三塁側の隣人|観戦する夢

夢の中で、私は、満員のスタジアムの観客席にいた。九回裏、ツーアウト満塁。打席には、我らが湊シーガルズの四番。私は、青いタオルを握りしめて立ち上がった。打球が、高く高く舞い上がる。入れ、入れ、入れ。そのとき、隣の席の男が、赤いメガホンを振り回...
夢ことほぎ

【夢ことほぎ】漢字の夢の心理学的意味|由来・背景

漢字の夢が持つ基本的な意味については、こちらの夢占い記事で解説しています。この記事では、なぜ漢字が、夢の中で「学ぶこと」や「思いを形にすること」と結びつきやすいのかを、手で書くことが文字の記憶にもたらす力を見つめた二つの研究と、漢字が日本に...
夢物語

【夢物語】二〇七六年の桃|缶詰の夢

夢の中で、私は、銀色の缶を両手で握りしめていた。缶は、手のひらにずっしりと重い。ふたのプルタブに指をかけて、力をこめる。けれど、どれだけ引っぱっても、ふたはびくともしなかった。缶の中で、何かが、とぷん、と揺れる音がした。開けて、と誰かが言っ...
夢物語

【夢物語】縄文杉の前で|感動する夢

夢の中で、私は、見上げるほど大きな木の前に立っていた。幹は、何人もの大人が手をつないでも囲めないほど太く、こぶだらけの肌には、深いしわが刻まれている。枝のあいだから、霧がゆっくりと流れていく。美しい、と頭では分かっていた。けれど、心は、ぴく...
夢ことほぎ

【夢ことほぎ】筋トレの夢の心理学的意味|由来・背景

昨日より少しだけ重いものを今日は持ち上げてみる。筋トレの基本はたったそれだけのくり返しです。けれど、その「少しだけ」を積み重ねるという考え方には、古代ギリシャの伝説から、日本の村の若者たち、戦争で傷ついた兵士の回復まで、長い物語がありました...
夢ことほぎ

【夢ことほぎ】感動する夢の心理学的意味|由来・背景

感動する夢が持つ基本的な意味については、こちらの夢占い記事で解説しています。この記事では、なぜ夢の中の感動が、目覚めたあとまで心を温め、ときに涙まで残していくのかを、感動の涙が心に与える働きと、人の優しさに触れたときに生まれる感情を見つめた...
夢ことほぎ

【夢ことほぎ】缶詰の夢の心理学的意味|由来・背景

缶詰の夢が持つ基本的な意味については、こちらの夢占い記事で解説しています。この記事では、なぜ缶詰が、夢の中で「未来への備え」と「しまいこんだまま手放せないもの」という二つの顔を見せるのかを、未来の自分とのつながりと、持っているものを手放しに...
夢ことほぎ

【夢ことほぎ】観戦する夢の心理学的意味|由来・背景

観戦する夢が持つ基本的な意味については、こちらの夢占い記事で解説しています。この記事では、なぜ「見ているだけ」のはずの観戦が、夢の中で、自分まで一緒に戦っているような熱い気持ちを呼び起こすのかを、見る人の脳と心の中で起きていることを見つめた...
夢物語

【夢物語】子牛を担ぐ夜|筋トレの夢

夢の中で澄江は子牛を担いでいた。生まれたばかりの茶色い子牛だった。細い脚をだらりと垂らし、澄江の肩の上で静かに鼻を鳴らしている。見覚えのない草原の坂道を、澄江はその子牛を担いで一歩ずつのぼっていた。重くはなかった。七十二歳の肩でもまだなんと...
精神世界コラム

【夢日記】壁をのぼる腕立て伏せ……2026/10/18

夢日記 気がつくと、私は広い部屋で筋トレをしていた。 壁は明るい緑系の色で、部屋全体が明るい。床には白っぽいような、グレーのような布団とも、マットともつかないものが敷かれていて、私はその上にいた。ほかには家具も何もない、がらんとした部屋だっ...
夢ことほぎ

【夢ことほぎ】選ばれる夢の心理学的意味|由来・背景

選ばれる夢が持つ基本的な意味については、こちらの夢占い記事で解説しています。この記事では、なぜ選ばれることが、夢の中で「認められる喜び」と「期待の重さ」の両方を映すのかを、人が認められることをどう求めるかを見つめた二人の心理学者の視点、世界...
夢物語

【夢物語】高度三万六千キロの密室|エレベーターの夢

夢の中で、私は小さなエレベーターに乗っていた。乗っているのは、知らない人ばかり。誰も口をきかない。みんな、扉の上の数字だけを、じっと見つめている。私も、同じように数字を見つめた。数字が、どんどん増えていく。十、百、千。いつまでたっても、止ま...
夢物語

【夢物語】選抜されなかった朝|選ばれる夢

夢の中で、私は大きな舞台の真ん中に立っていた。まぶしいスポットライト。どこからか、私の名前を呼ぶ声が響く。「今年の代表は――灯里」。拍手が、波のように押し寄せてくる。胸が高鳴った。けれど、客席に目を向けたとき、背筋が冷たくなった。客席の人た...